だいぶ前のことになりますが、プルタブについて↑の記事を掲載したことがあります。
このときも「プルタブは今『ステイオンタブ』という、缶と分離されないタイプのものに変わっているので、缶からプルタブを取り外すのは困難」「ごみ対策の視点からは、プルタブのみではなく『空き缶』そのものを集めていただいたほうが」ということを述べさせていただきました。
つい先日、アルミ缶リサイクル協会の方とプルタブについてお話しする機会がありました。

アルミ缶リサイクル協会やメーカーには、少なからずプルタブに対する苦情が寄せられているそうです。
それは例えばこんなもの。
「(メーカーに対して)おたくのアルミ缶のプルタブは外れにくい。外すときに手を切りそうだ。なんとかならないのか。」
・・・確かに集める方にしてみれば、そう言いたい気持ちもわかります。
ただ、「ステイオンタブ」という、缶と分離されないタイプのプルタブに変わったのはそれなりの意味があると思うんですね。
それまでのように、プルタブだけ道に捨てられ子どもや動物がケガをすることがないように、または散らばることで見た目にも汚いということがないように、改良された結果だと思います。
簡単には外れないように、ということでつくられているんですよね。
それを無理矢理外そうとして、手を切りそうだからメーカーに文句を言うって・・・どうなんでしょう?

それを受けてか、アルミ缶リサイクル協会は「アルミ缶のタブだけを切り取って集めるのはやめましょう!」という文書を出して啓発を行っています。
(詳しくはこちら)
今プルタブだけ集めておられるところも、プルタブだけでなくアルミ缶ごとリサイクルしていただきたいという内容です。
標準的なアルミ缶全体の重量は約15.8g
これに対してプルタブだけでは0.4g
アルミの買取は重量によりますので、プルタブだけ集めるのはアルミ缶ごと集めるのと比べて約40倍ほどの手間がかかる計算になります。
目的を持って回収されているのなら、アルミ缶ごと回収するほうがかなり近道であると言えるでしょう。
今プルタブだけ集めておられるところは、ぜひご一考を。
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